USCPAと日商簿記1級どちらが難しい?

USCPA

こんにちは!さこみです。
私は2023年12月にUSCPAに合格しましたが、実は税理士試験や日商簿記1級にも挑戦したことがあります。(税理士試験も日商簿記1級のどちらも落ちましたが・・・)

今回は、USCPAと日商簿記1級の難易度の違いを書いていきたいと思います。

結論:日商簿記1級の方が難しい

もう結論から書いちゃいます。
日商簿記1級の方がUSCPAよりも難しいです!!!理由を以下に書いていきます。

全体的なイメージ

これは色んなブログでも言われていることですが、日商簿記1級とUSCPAのFARとBAR(以前のBEC)って結構内容が被っています。

え?じゃあ日商簿記1級の方が簡単なんじゃないの?だってUSCPAは他にもAUDとREGがあるんだから半分の労力で済むのでは・・・?( ´∀`)

と思った方・・・。賢い!!!半分正解です!
確かに範囲で言うとUSCPAの方が広いです。ポケモンで言うとカントー地方とジョート地方とホウエン地方とイッシュ地方の4つの地方をクリアしないといけない感じです。
ただし、そこに生息しているポケモンのレベルは大体Lv20-50ぐらい。ザコでもないけど、決して倒せないわけではないレベルのポケモンです。

では、日商簿記1級はどうでしょう。確かに日商簿記1級の範囲は狭いです。カントー地方とジョート地方のせいぜい2つの方ぐらいです。
でもポケモンのレベルは50以上。一筋縄では倒せないようなポケモンがゴロゴロいます。普通に野生にミューツーがトキワの森に出てくる感じ。(え

USCPAは範囲が広いけど、優しい問題が多い。
日商簿記1級は範囲はUSCPAの半分で済むけど、問題が難しい。

これが全体的な違いです。

計算問題

私は日商簿記1級の後にUSCPAの勉強を始めたのですが、一番衝撃を受けたのが、計算問題です。
USCPAの計算問題は、え???そんな簡単でいいの???( ・∇・)
こんな印象を受けました。

例えば、割引率7%を使用して、5年後に100万円受け取る場合の現在価値を計算するとしましょう。

日商簿記1級→自力で7%で割り算していって、現在価値を出す。
USCPA→100万円にこの数字かけてねー( ´∀`)と数字がご丁寧に用意されている

日商簿記検定1級とUSCPAの計算部分を比べたとき、USCPAは拍子抜けするくらいに簡単でした。

日本語よりも英語の方が簡単

これは、あくまでもTOEIC700点ぐらいの方の場合です。
別のブログでも解説していますが、USCPAは英語弱者の方が英語と並行して学習していこうとするのはおすすめしません。まずはTOEIC700点を目安にしましょう。

本題に戻ると、TOEIC700点ぐらいの英語力の場合、会計用語については、日本語よりも英語の方が簡単だと感じる方が多いと思います。

例えば、会計用語で『ミス』という用語が使われる場合を見ていきましょう。
英語→miss (そのままやん( ´∀`))
日本語→誤謬((°▽°)???)*読み方はごびゅう

しかも日商簿記1級は理論問題もあります。そして上のような普段は使用しないような難しい漢字も、全て記述式で書かなければいけません。

日商簿記は記述式、USCPAは選択式

正直、これが一番大きいです。
日商簿記検定1級は、答案用紙に自分で書き込むスタイルです。上で少し紹介した誤謬も、理論問題では漢字を間違えないようにかかないといけません。
そのため、漢字以外にも、理論を一字一句覚える必要があります。
また、勘定科目も一字一句間違えないように書けるようにしないといけません。

一方でUSCPAは全て選択式です。英語のスペルなんて書ける必要は一切ありません。
USCPAにはMCという4択問題と、TBSというケース問題が出題されますが、TBSでさえも数字を入力させるもの以外は全て選択式です。
仕訳の勘定科目も選択式なので、勘定科目を全て覚えなくても、なんとなくの英語ニュアンスで解けてしまうものが多いです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は日商簿記1級とUSCPAのどちらが難しいのかについて記載しました。
個人的には、USCPAの方が日商簿記1級よりも簡単だと感じました。
ただし、これはあくまでも勉強の内容にフォーカスをしたこと。受験手続きや条件などはUSCPAの方が厳しいです。今後はそれぞれの受験手続きの違いや、日商簿記1級とUSCPAのどちらを取得した方がいいのかについても、今後記事にしていきたいと思います。
また、こちらの記事では、TOEIC700点からUSCPAを目指すべきな理由なども説明しています。

ちなみに、予備校を使ってUSCPAを取得しました。
USCPAの手続きなどは非常にわかりづらいですし、どの程度自分が受験資格を満たしているのかなど、わからないことが多いと思います。予備校は無料で相談に乗ってくれますし、自分にあと必要な単位数なども無料で査定してくれます。
(自分は優柔不断だったので、査定だけしてもらって半年ぐらい入会しませんでした…)

今後、どの予備校を選んだ方が良いのかなども記事にしていきたいと思います。

もしこのブログが皆様のお役に立てれば嬉しいです。

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