「JTC」の常識は「他の会社」の非常識?

転職

こんにちは!さこみです!

私はUSCPAをミドサーで取得して、新卒から10年勤めた会社からBig4に転職しました。

もう、毎日辞めたい気持ちを握りしめています。

そんな私の前職はいわゆるJTCと呼ばれる日系大手です。

転職して間もないので、企業名までは言えないのですが、皆さんも知っている企業ですので、もう少ししたら企業名もお話ししていけたらと思っています。

さて、私がそのJTCで新人時代に先輩から何度も言われたことがあります。

「この会社の常識は他の会社の非常識」

10年以上ずっと1社の経験しかなかったので、いまいち分からなかったんですが、今ならはっきりと分かります。

本当にそう!!!

今回の記事では、会計ファームとJTCのどちらに入社しようか悩んでる方に向けて、具体的に私の前職ってどんなところなのかを記載したいと思います。

社員ファースト/お客様は二の次

え!めっちゃホワイトじゃん!!!

と思ったあなた!半分正解です!え

具体的には上司ファーストです。

私は、新入社員時代、営業の部署にいて、お客さんの家をまわって営業しました。

ある日、お客様の家にいる際に、上司から電話がかかってきました。

「俺もう帰らないといけないんだけど。今日の数字いくつ??」

さこみ「すみません!今お客さん目の前にいて成約とれそうという所なので、掛け直しても大丈夫ですか?」

「いや、この会社はお客さんより社員ファーストだから。はよ教えて」

さこみ心の声: ふぁ?!お客さん目の前にして今日制約になった営業の料金いうの??

新人のさこみは衝撃を受けました。

このエピソード以外にも、基本的には取引先やお客さんが自分の会社のルールに合わせる感じです。

大手ってすごいですよね。

お客さんが怒って「全部解約するぞ!」と言っても「どーぞどーぞ。はよ帰って( ´ ▽ ` )」って感じです。

働いてるときは、「まじで大丈夫か、この会社( ゚д゚)」と思いましたが、クライアントファーストの会計ファームで働く今、こちらのペースに相手が合わせてくれるって恵まれていたなぁと思います。

残業は基本的にダメ

これはもしかすると、他の企業でも厳しいところは厳しいでしょうか。

ただ、自分の前職はその中でも厳しかったように思います。

私は営業から本部の管理部門に異動したのですが、そこでは徹底的に管理されました。

万一残業が必要な場合には、お昼の11:30までに「何時間残業して、何をするのか、なぜ今日残業しないといけないのか」等を記載したものを提出して、管理者に承認をもらう必要があります。

これ、一見良さそうなんですが、仕事が終わらないと終わらないで詰められるし、残業が厳しい分、仕事が遅い人の仕事は100%早い人にまわってきます。

それで特に給与もあがらないので、仕事ができる人もできない人もモチベーションだだ下がりという人は多かったです。

時間外労働したら処罰の対象

自分の前職で最後にいた部署は、基本的に18:15が定時だったんですが、1人、残業申請しないで18:18にメール送信した人がいたんですよね。

ある日、課長にめっちゃ詰められていました。

えぇ、3分やん、、、とさこみは思いましたが、その課長曰く、1円でも100万円でも悪いことは悪いことなんや!ということみたいで。

その方は始末書を書いていました。

ちなみにBig4では、シニアスタッフでも平日祝日問わずに深夜にメールが飛び交っています。

もう、衝撃ですよ、、、

私は10年そのJTCマインドに体がどっぷりとつかっていて、ついていけませんよ、、、

そのBig4の現状をXで呟いたら、、

「いや、フツーじゃね?」

と返信の嵐。

まじ??!!!

もうついていけませんよ、、

始業時間の5分前まではオフィス立ち入り禁止

これは途中で導入されたルールなんですが、結構日系企業の方々って始業30分以上にきて、なんか準備とかしてますよね?

みなさん真面目なので、「そういうことはやめましょう」と上が何回言っても、相変わらず早く来るんですよね。

そのため、オフィス立ち入り禁止のルールが作られました。

これ一見めちゃめちゃ良いルールやん!と思うんですが、待ってる場所がないんですよ、、

遅刻をして良いわけでは決してないので、みなさんオフィスには結構前もって到着しています。

オフィス以外に十分な待機スペースがないのにそんなルールを取り入れるものだから、結構厄介なんですよね。

こんな感じで、突拍子もなくルールが作られることが多かったです。

有休は100%消化

有休は100%年度内に消化しないといけません。

係ごとに有給計画シートがあり、年の最初にいつ有休をとるのか、休みの予定を一括して提出します。

勿論、仕事の都合などでずらすことはできるんですが、ずらしたら必ずいつ有休を取得するのか伝えなければいけません。

また、別に有休消化率管理シートみたいなものがあるので、11月末時点で80%未満の人は上司から呼び出しがあります。

そして、「いつとるの?これから年末や年度末で忙しくなるのに本当に大丈夫なの?」というふうに詰められます。

これも忙しくない方からすると素晴らしい制度なのですが、忙しい方は、休まないといけないから更に忙しさが増してしまい、結構大変そうでした…。

ちなみに私にとっては非常にありがたかったです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は自分のJTC時代のことについて記載させていただきました。

まとめると、ずっとその会社で勤めあげたいと思っている人はJTCスキルをあげて転職に伴い年収をあげたいと思っている人はBig4などの会計ファームといった感じでしょうか。

ちなみに、私の理想は全く忙しくないJTCでリモートしながら株式投資をするというのがよいですね。

Big4では株式投資ができない点についてはこちらの記事で説明しているので、時間があるときにでも見てみてください。

この記事が誰かの役に立てたら光栄です。

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